2010年01月12日

スカーぺッタ

昨今はもう、深刻な犯罪増加の道をどんどんたどっているので
犯罪小説や、ミステリー小説も、もはや
非現実のフィクションともいえなくなってきているのかもしれない

最近では指名手配犯、市橋容疑者逮捕や、著名人による薬物問題など、
一昔では、『嘘みたい』と、思うようなことも
普通になってきているようだし

市橋事件では、いとも簡単に整形できたり、
結構逃げ続けれるもんだなぁ・・・などと思ってしまった。
日本の警察や捜査のレベルは高いほうだと思っていただけに、
『警察のレベルが低いのか?』
いや、犯罪者の方がよりしたたかになったのか?
それとも、犯罪者が生きていきやすい世の中になりつつあるのか?

いやはや、恐ろしい〜

てな訳で、世の中の暗い部分を出来るだけ見ず、
心身ともに健康第一でいるためにも、
新聞は取っていない。
1週間〜10日後くらいに、市場の包装用にある、
古新聞を読んで、『へぇーこんな事があったのかー』と、
落ち着いて知ることが出来る。

その場でリアルタイムに情報を知ってしまうと、
きっと情報のパワーだけで、冷静さを失ったり、
情報に煽られてしまいそうで、怖いからだ。
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陰惨な事件や犯罪の最新情報を
無視して暮らせない人がいる。
犯罪捜査をする人たちだ。


スカーペッタ〈下〉 (講談社文庫)

スカーペッタ〈下〉 (講談社文庫)

  • 作者: パトリシア コーンウェル
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/12/15
  • メディア: 文庫


   
スカーペッタ〈上〉 (講談社文庫)

スカーペッタ〈上〉 (講談社文庫)

  • 作者: パトリシア コーンウェル
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/12/15
  • メディア: 文庫






検死シリーズのヒロインスカーぺッタは
その中でもとりわけ最先端に犯罪の情報を
見つけ出さねばならない検死のプロフェッショナルとして登場する
ベストセラー小説の主役だ。

シリーズ1巻からファンになっているから
新作はいつも楽しみで、今回シリーズ10弾目にあたり
特に期待に胸躍らせて一気に読んだ。

特に前回の続きから、同胞マリーノ刑事の失踪がどうなったのか?
二人の溝は埋められるのか?など下世話な興味もあった。
小説の中でどんどん時が過ぎ、いろいろなものが変わっていくのも面白いし、犯罪捜査の細かいプロットも『へぇー』となる。

但し、いつも最後の何ページで犯人が登場するところ
(いしいひさいちの4こま漫画でも指摘)
は、いかんともしがたいが、これが作風?なのか
しかし、今回は序盤で犯人はだれかわかる。

普通の人のような登場をしていても、必ず病的に嫌な奴、
おかしいんじゃないか?っていうふうに書かれてるから、
よけい分かりやすい。
犯人を推理すると言う小説ではないから、(多分そうなんでしょう?)
作者も悪い奴を容赦なく悪い奴として書いてる。
実在の人物名を挙げて、法の限界を皮肉っているようなところも
「あー相変わらずシニカルなひとだなぁ」と思う。

DNAなどの最新技術の穴を指摘している事も興味ぶかい

いずれにしても、今回も面白かった

ちなみにスカーペッタはグルメ(食いしん坊?)だから
小説には常に登場する料理のメニューや素材など、
細かい記述があるのだが、今回はあまりなかった。
「おいしい食事は睡眠不足も帳消しにする」という格言には共感だ。
スカーペッタの食事事情や小説に登場した料理のレシピはこちら


パトリシア・コーンウェルの食卓

パトリシア・コーンウェルの食卓

  • 作者: パトリシア コーンウェル
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/02/26
  • メディア: 単行本



タグ:犯罪 料理
posted by みずほ at 14:56| 大阪 ☔| Comment(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月17日

信長の棺

最近は忙しいから、ゆっくり読書とはいかないが、
空堀【練】内の販売店「flowertic*練」への通勤は
もっぱら電車なので、移動の合間に読書する事にした。

電車通勤なるものは、あまり経験が無いので、
通勤時間の電車の移動は結構苦痛だ。
移動中の時間も、もったいないような気がする。
仕事に行くまでに、疲れそうだ。
遠くから毎日通勤している人は、さぞ大変だろうなぁ。

移動中の時間を読書に利用している人も多いので、
私もあやかって最近は移動中=読書タイムにしている。
が、途中で中断しないといけないのが、ちょっと嫌。

読み出したら止まらないタイプだから・・・
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そんなわけで移動中の駅前書店で、『ぱっ』と目の前にあった本を読んだ。

【信長の棺】

信長の棺〈上〉 (文春文庫)

信長の棺〈上〉 (文春文庫)

  • 作者: 加藤 廣
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2008/09/03
  • メディア: 文庫





信長の棺〈下〉 (文春文庫)

信長の棺〈下〉 (文春文庫)

  • 作者: 加藤 廣
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2008/09/03
  • メディア: 文庫






は、なんだ!11月に朝日放送でドラマになってたんだな!
我が家にはTVが無いので、ぜんぜん知らんかった!


『信長公記』著者の太田牛一を主役とし、
忽然と消えた信長の遺骸を捜すことから信長暗殺の謎解きが始まる。
あらすじは、ドラマを見ている人も多いから、いまさらは不要だろう。

太田牛一は、戦国時代、派手な武勲を立てた武者とか、
切れる執政者とか、そういった人物ではないが、
教養があって文武に優れていた人物ではあったらしい。
この時代どちらかと言えば地味な人物を主役にそなえて
書かれた物語は中々に興味深いし、
著者の「加藤 廣」氏の時間をかけた史料の研究や、
綿密に練られた構想などで、
物語は単なる虚空のフィクションというよりも
『信長暗殺』における一つの仮説みたいにまで感じる話だった。
から、結構面白かったので、
『あードラマになるのもわかるわぁ』と、思ってしまった。

家庭の事情からドラマの内容は分からないが、
後に、サイトで調べたら、太田牛一には松本幸四郎さんがキャスティングされていたのを見て、
『あーなるほど』というのと『うーん?なんちゅうか?』
という気持ちになってしまった。

話は変わるがこの時代の3大武将を例に挙げて
正確判断のタイプにされることが多い。
私はたいていの正確判断で、「家康タイプ」とレッテルを貼られるし、
自分でも何となく納得してしまうが、憧れるのは「信長タイプ」だ
ちなみに「アンチ秀吉」なので、
秀吉を良く思わない牛一につい、共感してしまった
タグ:織田信長
posted by みずほ at 13:35| 大阪 ☀| Comment(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月08日

20年ぶりデュエット

くそ忙しい11月月末のさなかに、
友人のライブにチョコっとゲスト出演した。

ギターの友人セジー(私は昔からとっくんといっているので、イマイチピンとこない呼び名だな)こと瀬島君のユニット【Hanji】のライブにお邪魔ーしたわけだが、
早い話、紆余曲折で、ネタの面白さ不足を埋める為、
お呼びかかかった次第である。
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<とっくんとは25年来の友人で、
昔、一緒にバンドをやっていたこともあるオールドフレンドだが、
その後、何度か音信普通になったりして、
(私がふらふらボヘミアンをしたりしてた時期があって誰もどこに住んでるかも知らない時期とかあったのねー)

一時はお互いどこに住んでるかも分からない状態だったのだが、
数年前に偶然再会(コンビニで)してからは、又、ちょくちょく
フォークソング同好会なんかでセッションするようになった。

一緒に公で演るのは久しぶりで、改めると20年ぶりじゃない!
てな訳で、久しぶりにデュエットしよう!と言う事になり、
ライブの3日前にあわてて合わしをしてみた。
が、なんかバカ話ばかりになって、ほとんど飲み続けるだけになってしまった!(>_<)

打ち合わせもそこそこで、演れるかな?と、思っていたけど
まぁそれなりになったのは、彼のギターが上手いからだ。
実に巧みにボーカルが歌いやすいギターを奏でるギタリストなのである。

とっくんは私と同年だが昔から、面倒見が良く、
皆のお父さん的存在だったが、何年たってもその感覚が抜けず、
当日も世話を焼かしてしまった。
(シールド忘れる/電池切れっぱなし/酒おごってもらう/酔っ払う/家まで届けてもらう/等など・・・)
いかん・いかんとは、思っているのだが、つい甘えてしまうと言うか、
リラックスしてしまうのよねぇ〜。

彼のユニットのボーカリスト【はんじさん】とはもう長い間一緒に演っているが、
恋人か夫婦のように息が合っている。(表現が気色い)

DSCN3568.JPG
vo はんじ氏
*何枚か撮ったのだが、皆ピンボケで顔すら識別できん!すまん!!

【はんじさん】にとっても無くてはならないギタリストなんだろうなぁと、何か納得してしまった。
陰と陽のような相対する個性の二人。
サウンドにもそれが表れていて、
ボーカルはんじさんは、アパッショナートでスイートな歌を歌い、
対するギターは、情熱的な歌を抱くように、囁くように・・・
て、感じかな。一言で言うと。

彼らのライブが12月19日(土) 桃谷アニーにてあるので、
スイートで切ない気分になりたい女子は、ぜひ足を運んでいただきたい。

アニーのHPはこちら↓
http://www5.plala.or.jp/livecafe-anie/


ちなみにその日は
サンタナの【I'm feeling you】はコーラスをしてもらって、
シェリルクロウ&ドンヘンリーのデュエット
【It's so easy】を二人で唄った。
懐かしさを噛み締めるとともに、
『お互い年とったなぁ』と、しみじみ思った夜だった。



posted by みずほ at 11:40| 大阪 ☀| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月02日

ハウス・オブ・ローズ/ポリアクアジェルEX

ここしばらくは、新店OPEN/本店改装/引越し/その他諸々の諸事情で、ブログ更新をお休みしていたが、
何とか、正常(でも無い)に近くなったので、又、再開!

とはいえ、本を読む暇も無いので、ネタが無い。
しいて言えば、風呂が新品になった事・20年ぶりデュエットのことくらい・・・

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寒くなってくると、花屋にとっては風呂は至高の場になる。
1日冷え切った身体を癒して、芯から温めてくれる愛しい場所だ。

引越しして新品の風呂になり、喜びもひとしおで、
引越し初日は、片付けもせず、先ずは風呂をじっくり楽しんだ。

何しろ忙しすぎていたので、はたと気がつくと
3・4日風呂に入れてなかった気がしたので
今日はじっくり肌の手入れでもしようかと、思い立って
顔のピーリングジェルを試してみたら、
取れるわ、取れるわ!
ポロポロが・・・・!しかも、黒くて汚い!!
『うわぉ!』と、叫んだくらいだ!!

このピーリングジェル。10月に奈良近鉄の出張販売に行った時、
同じ階の【ハウス・オブ・ローズ】の売場で買ったものだ。
【ラ・ローズ】のオードトワレは通常愛用している事は、
ブログの中でちょっと触れたことがあったが、
その他のもの、特にフェイスケアなどの美容はほとんど知識が無い。

そもそも日頃から何にもしていなくて、美容液はおろか、
クリームもつけないし、顔は洗顔フォームではなく、
ボディーシャンプーで、それもごしごしタオルで
がしゃがしゃと洗っているような、おっさんだから、
ピーリングジェルの存在も初めて知ったくらいだ。

たまたま、その日応援に来てくれていた、芝野先生と
休憩中に売場をぶらついている時、売場の人とおしゃべりして
その流れというか・・・お愛想のつもりで購入したから、
買った事すら忘れてた位の存在だったが・・・・・

ピーリングってやみつきになりそう・・・
面白くて。

ピーリング効果のせいかは分からないが、
忙しくて、疲れてて、栄養も足りない!わりには肌の調子はすこぶるいい

この【ポリアクアジェルEX】はつるっとして、さらっとして、
異様に馴染んで慣れない私にも使いやすいし、
ほのかな優しい香りもリラックスできてとても気に入った。

コスメに疎い私が、珍しく人に紹介できるアイテムだ。
ぜひ!おすすめする。

http://www.houseofrose.co.jp/products/specialcare/horny/index.html
タグ:ピーリング
posted by みずほ at 11:35| 大阪 ☀| Comment(0) | ファッション・コスメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月24日

北の愛人

新しい本を買うヒマも、図書館に行く暇もない。

本を選ぶ時は、たいてい、あれこれと拾い読みして
『ビビッ』ときたのを、最終的に選ぶから、
本屋で本選びをするのは、結構時間がかかるし、
図書館なんかは、1日中居れるから、
自分の時間にゆとりがあるときでないと損だ。

家にあるのはもう何べんも読んでしまったし。。。

たまたま、用事で実家に寄ったので、
父の書棚から、適当に1冊抜いてきてやった。

難しい辞書や専門書の類がしまってある書棚は無視し、
娯楽用の小説なんかが、乱雑にしまわれている書棚から、物色する。

父は、純文学派なので、坂口安吾や阿部公房なんかを色々持ってるが、
私は、ちょっと苦手だな・・・
高度な読書家じゃないから、何書いてるのか分からん。
(砂の女なんか、ぞぉーっとしてもうた!)

てな訳で『おっ!これは知ってるぞ』というのを
パチってきた。
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北の愛人 (河出文庫)

北の愛人 (河出文庫)

  • 作者: マルグリット デュラス
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1996/10
  • メディア: 文庫




この作品は1992年の映画『愛人』の姉妹編と言われている。
映画のほうは、ビデオで見た。

愛人(ラマン) 無修正版 [DVD]

愛人(ラマン) 無修正版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東北新社
  • メディア: DVD




主演のレオン・カーフェイの男っぷりにときめいたものだ。
映画は、原作者の意図する出来ではなかったらしいが、
ヒットしたし、事実いい感じの映画だと思う。

原作の方は、1881年に発表されたらしいが、
姉妹版といわれる『北の愛人』は10年ぐらい後に発表されている。
原作よりも、もっと家族のこととか、詳しく書かれていて、
少女=愛人の間柄のことのほか、少女=母 少女=兄弟 少女=友人
等等、ディティールがより詳細になってる感じ。

私はどちらかと言うと、けだるくて、物憂い雰囲気のする
こっちの方が好きだな。

『愛人』を含めた本作品はマルグリット・デュラスの自伝的作品ともいわれているが、
残念ながら、彼女に関する予備知識が全く無いので、
又、調べてみる事にするとして、
こういう本は『娯楽小説』ではなく『文学』だから
何度も読まないと、分からん

と、いうことは、これは必然的に『借りパチ(借りたままかえさないこと)』することに決定!
小言をいわれたら、返す事にしよう。

タグ:
posted by みずほ at 09:02| 大阪 ☁| Comment(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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