2009年09月12日

中世の城日誌〜少年トビアス、小姓になる

出張などで、忙しかったので、
最近は読書もご無沙汰だったが
久しぶりに我が家の片付けなどしていたら、
ポコポコと本が出てきた。

『なんじゃこりゃ?こんな本あったかいなぁ?』
と、思っていたら、8月末に上のチビの読書感想文用にと
図書館で借りてきた本だった!
返却期限を1週間も過ぎてるっ!
堺市中央図書館様、すんません!すぐ返しに行きます!

ところで、どんな本を借りてたんだっけ?
2冊は機関車トーマス
1冊は『箱根鉄道にのろう!』
『世界の食べ物図鑑』
『卵と牛乳』
なるほど・・・読書感想文の為の本じゃないねぇ
たぶん、気分であれ!これ!と決めたのでしょう。

その中に、ちょっと素敵な絵本(図鑑?)があった
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【中世の城日誌】〜少年トビアス小姓になる
というタイトルの絵本。


中世の城日誌―少年トビアス、小姓になる (大型絵本)

中世の城日誌―少年トビアス、小姓になる (大型絵本)

  • 作者: リチャード・プラット
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2003/09/06
  • メディア: 大型本





1200年〜くらいのイギリスのお城の構造や
当時の貴族の生活風習、領土の統治の簡単なシステム
などなど・・・を、
主人公の、トビアス少年の日誌として描いてある。
同じく小姓仲間との絡みや、おしおきをくらってぶつくさ言う事、
男の子らしく狩りや、武器等に興味を示してたり、
将来、立派な騎士になる事への憧れなどなど・・・
本当に12・3歳くらいの男の子の感じがする日誌で楽しい。
お城の構造や、従事している人達とか、
お城のトイレがどうなっているかもわかった!
終わりのページに項目別に詳細や、補足説明なんかも載っている。

コミカルで表情がすっごく豊かな絵も面白い。
トビアス少年が弓の稽古をした時の挿絵は
大きな硬い弓を引く為に、顔を歪めてる所や
踏ん張りきれずに、足がガクガクしてんじゃないか?
って言うような、トビアス少年の様が、リアルに可愛い!

お城の厨房で、調理するシーンや、食事風景もあって
そこには、フォークや取り皿等、現在の食事風景とは異なっていて、
皆、パンの上におかずを載せて、ナイフだけを使っている。
『なんか、ワイルドといおうか・・・いちおう伯爵様なのよねぇ?』
と、ちょっと困惑したので、当時の食事に関する文献を
ちょっとだけ調べると、当時はまだ、食器類などの発達が無く
手で食べるのが当たり前だったのだそうだ。
お皿代わりのパンは、雑穀などのパンで、人が食べるのでなく
ソースや油で湿ってお皿代わりにならなくなったら
飼い犬にあげるのだそうだ。
それで、食堂に、犬がいっぱい描かれていたのだなぁ・・・
でも、ちょっと衛生的に問題はないのですか・・・?
その頃のアジアの国々には既に食文化はもっともっと多彩だったわけだから、
ちょっと『ふっふーん♪』となってしまった。

食の文化が発展するのは1500年位以降から、
大英帝国を築き上げた初代エリザベス女王の時代
新大陸の開拓や、ヨーロッパ各国との本格的な外交が始まり、
色んな食文化が入ってきたんだろう。

あれ?なんか話が脱線してしまった。

ともかく、この絵本図鑑は、有名な【輪切り図鑑】のファミリー本として出ていて、
多分、どこの図書館(子供室の図鑑コーナー)にもあると思う。

私は個人的に気に入ったので、是非購入したい。
ラベル:
posted by みずほ at 13:07| 大阪 ☁| Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月03日

ヨーヨーのちょこっと猫つまみ

猫マニアと言われる人たちは、全国にどれくらいいるのだろう?
我、店にも看板猫の『ハナちゃん』がいる。
猫マニアではないが、私が生まれた時から猫はいる。

初代の『にゃンコ先生』(アニメ、いなかっぺ大将からとった)
『チャオ』『メロン』『たいきクン』『プリンちゃん』『モモ』
『いっちゃん』『コロさん』『ぺロ』『白』『ボロ』
そして現在の『ハナちゃん』で13匹目だ。

それぞれは、もう、とうに死んでしまったが、
何故か1匹いなくなると、1匹捨てられていたり、
迷い込んできたり、と出会いがある。

特別、猫好きでも、動物好きでもないけど、
しょうがないなぁ、と、思っているうちに、
皆ちゃっかりいついてしまい、
今日も、『ハナちゃん』は、ゴロゴロと喉を鳴らしながら、
足元にまとわり着いてくる
そんなところが、猫の狡猾さだ。
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猫マニアの人たちなら、忘れてはならない猫キャラクター
『ダヤン』は画家、絵本作家である池田あき子女史のよるものだが、
女史の誕生させた、猫キャラに『ヨーヨー』という猫もいる。


ヨーヨーのちょこっと猫つまみ (中公文庫―てのひら絵本)

ヨーヨーのちょこっと猫つまみ (中公文庫―てのひら絵本)

  • 作者: 池田 あきこ
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2003/07
  • メディア: 文庫





池田女史の描く絵本は色鉛筆による独特なタッチと、
小悪魔的なキュートなキャラクターと、
ブラックジョークまじりのストーリーが魅力だ。

私も、学生時代は色鉛筆や、水彩、パステルを主に使う絵を描いていたので、
女史の描く画風には何らかの刺激を受けている。
女史は、絵の基礎を学ばない全くの独学で描くので、
スティッピングやハッチングなどの基本的技法を用いていない。
ぽってりと厚く色を重ねる油絵のように、鉛筆の色を重ねるかと思えば、
ふんわりと、ステンシルのように色を重ねたりと、
まるで、心赴くまま、自分の世界を描いているような絵だと思う。
それは、猫の如き、うつろで、気まぐれで、忍耐強いのに、
好奇心のままに何かに飛びつく様な絵が、
私を含め、多くのファンを虜にしているのだと思う。

と、まぁダヤンの世界はさておき、
もう1匹の猫『ヨーヨー』の世界は、ダヤンのそれより現実的。
『海猫亭』という居酒屋を経営するコックと、その仲間達の物語。
昔、15分程度の短いアニメ番組にもなっていた。
毎週ストーーリーに絡む、おつまみのレシピを紹介している。
アニメは女史の絵のタッチやニュアンスが出ていないので、
いささか魅力には欠けるが、可愛いストーリーとおつまみが楽しみだった。
本の方では女史自らが描いてあり、骨描に水彩色付けした漫画風になっていて、
ダヤンのような、綿密な色鉛筆の絵ではないが、
アンニュイなタッチが何となく寛ぐ。
1月〜12月までをストーリーと、それにちなんだおつまみが出てくる。
もちろんレシピも記載されていて、おまけメニューも載っている。
食いしん坊で、お酒が好きなひとなのだろう。

ちなみに、池田女史は色鉛筆は何を愛用されているかは知らないが、
私は【ステビロ ファインカラー】の中軟質と、
【ステッドラー カラト】の中硬質を使い分けている。
価格も手ごろで使いやすい。

【ステビロ】は高校の入学時に教材として(デザイン科だったから)
揃えた物だったので、使い慣れていることから今も愛用している。
今は、極たまに、はがきを書いたりする時くらいしか、
絵を描くことはなくなったが、又、いつか何か描いてみようと思う。

色鉛筆は、ガラスのコップに挿して置いているだけで、
なんだかワクワクするし、ちょっとした走り書きにも、
いつものボールペンじゃなく、好きな色鉛筆で『ピピッ』と描くと
なんだかおしゃれで、どうでもいいことも楽しい伝言のような気がする。
だから、我店のプライスカードは、色鉛筆で手書きしてる。

塗り絵ブームもあったりしたので、ぜひ、色鉛筆を見直してみてはどうか?

カランダッシュは一時使っていた。何しろ価格がお手頃。ラインやタッチを効かすのに丁度良い硬さがあるので、色々と重宝する。

ちょっと贅沢だけどダーベェントは水に馴染みやすく、透明感がある水彩絵の具さながら。

憧れのフェーバーカステルの木箱入り。好きな緑や、グレーなども、微妙なニュアンスの色を揃えている。生涯に一度でいいから120色フルセットをプレゼントされたい。

高校時代使っていたもの。今はなくなった色を、1本づつ買い足している。基本的には一番馴染んでいる。色やタッチの強弱も付けやすい。


我国が誇る三菱のユニウォーターカラーもいい。
やや硬い感があるが、わりとお手頃だし、使いやすい。
色鉛筆初心者の方におすすめ。
posted by みずほ at 10:15| 大阪 | Comment(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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