2009年07月29日

ガチャバイ

大阪の下町を舞台にした漫画
【じゃりン子チエ】は、TVアニメにもなって、メジャーな漫画だ。
遠く沖縄でも放送していたので、ひょっとしたら海外でもやってるかも?
そうなると、大阪はもはやインターナショナルやないか。

それは、冗談だが、大阪や関西と言う土地は、
ウルフルズの【大阪ストラッド】でも唄われているように
『他にくらべりゃ、外国同然』
と言うのは、過言ではない。

はっきり行って、全体としては、イケてる所は無い!
東京に比べようないほど、街もしょぼいし、派手で品が無く、
何をやっても、景気は悪く、どこもかしこも、汚い臭い。
引ったくりや、車上あらしなどの犯罪も全国屈指だし、
早い話が『危険、汚い、臭い、生活キツイ、キンキラキン』の
5Kな地域だ。

商売ではシビアで、やりにくく、難しいし、
行政機関の堕落ぶりは、全国に類を見ないほどで、
かつ、公共料金や税金、交通機関の運賃や、公共施設の料金まで高い。
我町、堺市などは、世界一一区間の乗車料金の高さで悪名高い、
南海泉北高速線が自慢の街である。
市は相変わらず、訳の分からない浪費に励んでいて、
『誰が利用するねん?採算取れんけ?』というような
新路線開設のプロジェクトをしかも、目のくらむ予算を立てて、
意気揚々と進めている始末だ。
(堺市の異様さは東京都庁並みの堺市役所の建物を見ればご理解いただけるだろう!
東京の人でもビックリ(@_@)の豪壮さ)

と、まぁ、ウィークポイントを上げるとキリが無いのだが、
上記のような、ふざけた企画でも、
『採算取れるのか?』と聴かれれば、
『それを目指してがんばりまーす!』
(堺市の広報紙にホントにこんな感じで記載してあったのだ!)
と、言う事が、まかり通る呑気さが、一つのチャームポイントだろう。
又、それを聞く側も
『まぁ、がんばるんやったら、堪忍したろ』
見たいな、人のよさも利点ではある。

が、何が一番のチャームポイントかというと、
どこの国の人でも、どこから来てても、いつしか【大阪人】になってしまう。ことだろう。
大阪は【お節介焼き】で、【なれなれしい】【でしゃばり】人が多い。
よそから来た人は、一度は【えっ?】と言うようなことを体験したことがあるのではないか?
『全然知らん人が、お菓子をくれた』
『全然知らん人に、プライベートなこと世間話された』
などは、年中茶飯事だ。
スーパーなんかで買い物してると、
『あんたとこ、今日何食べるん?うちは○○しようと思てんねんけど、
この肉ちょっと、良うないなぁ、言うたら安ぅしてくれんちゃう?』
などど、勝手にしゃべりかけてくるおばちゃんなど、珍しくもなんとも無い。
ある意味、プライバシーもクソも無いようだが、
近所や知り合いになると、何かしら、お節介を焼いてくる。
それを、愛想よくやり過ごし、楽しめるようになれば、
もう、誰でも【大阪人】になれる。
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はるき悦巳漫画は、そんな大阪一色を描く漫画だ。
【じゃりン子チエ】とは又違った、
大阪の子供を生き生きと描く【ガチャバイ】はお勧めの漫画だ


ガチャバイ (上巻) (ビッグコミックススペシャル)

ガチャバイ (上巻) (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者: はるき 悦巳
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1998/07
  • メディア: コミック





ガチャバイ 下    ビッグコミックススペシャル

ガチャバイ 下  ビッグコミックススペシャル

  • 作者: はるき 悦巳
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1999/03
  • メディア: コミック




『じゃり』が小さい子や生意気な子供を指す『ガキ』というニュアンスなら、『ガチャバイ』はもっと悪たれの『ゴンタ』のイメージだと思ってもらえれば良いだろう。

【ガチャバイ】の主役は、咲という『ガチャバイ』の小学生をはじめとする子供達だ。
【じゃりン子チエ】ほど、支離滅裂な大人やストーリーではないが、
相変わらず頼りない大人や、お節介焼き元気な年寄り、現実離れしている動物キャラは健在だ。

またもや大阪の下町を舞台に、(八尾だとか、此花あたりの中小工場が集まった所らしい、川があるから、淀川区、都島らへんかも)
親のいない厳しい現実ながらも、周りの大人の優しさと、本人達の元気さ、逞しさで育ってゆく話だ。

私としては、主人公の咲よりも、咲を慕う『ゴマメちゃん』の方が好きだ。
どうしよもない家庭で生まれ育ち、お母さんが家出してから、
ゴマメちゃんはいつも面倒を見ていた赤ちゃんを模して、
人形をねんねこでおんぶするというスタイルをとる。
『そんな、カッコしてたらお母はんが帰ってくる思とんか?』
咲は、ズケズケと言っても、そんなゴマメちゃんの気持ちが良く分かっている。
フイルムに写る死んだ咲の母を、二人で見ていた時、
『咲ちゃんはええなぁ、いつもこの綺麗な人に合えて、
ウチ、お母はんの顔忘れそう。』
と、ゴマメちゃんが言うシーンでは、不覚ながらも、涙を溜めてしまった。
ラストシーンで、ゴマメちゃんは自らねんねこを取る。
新しいチョッキに着替えたゴマメちゃんが
『ウチもこれで、一から出直しや!』
と晴れ晴れするところも、子供ながら天晴れだ。

もちろん、大阪らしい、ギャグも満載だが、
何よりも、愛すべき子供たちを、深い愛情でもって描いた漫画で
ぜひ、感動して涙してみよう。
posted by みずほ at 13:42| 大阪 ☁| Comment(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月04日

バイトくん! 大阪100円生活

我が家にはTVが無いので、家で過ごすときはおおかた、
読書か、楽器か、食べるか、飲むか・・・しかない。
読書といっても、いつもいつも活字は読めない。
たまには頭を『すっからボケ』にしておきたい時もある。
そんな時、助けてくれるのが【いしいひさいち】漫画なのである。

長年愛読させていただいております。

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名作が多すぎておすすめには困るのがいしい氏の漫画だが
はっきし言って 『なんでもええ!』というくらいくだらなく楽しい。



バイトくん!大阪100円生活 (講談社+アルファ文庫 D 63-1)

バイトくん!大阪100円生活 (講談社+アルファ文庫 D 63-1)

  • 作者: いしい ひさいち
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/04/20
  • メディア: 文庫




【バイトくん! 大阪100円生活】は昔の方はご存知か、
プレイガイドジャーナルに連載されていた
Oh!バイトくんのキャラクターでエッセイを綴ったようなもの。
底辺スラム生活を、懐かしくもいとおしく語っています。
当然、添えられた4こまのバカバカしすぎる面白さも必読!
いしい氏自らのコメントが添えられていて、いしい氏のエッセイよう。

と、細かいことはさておき、読むとニヤ付きますよ。
若かりし頃、『あるある、こんなことしたかも』
(カステラの切れ端とか、商店で買うラーメンのトッピングゴボ天
<私の時代ではチクワ天かしょうが天>レトルトカレー4倍増量の術とか)
というような
バイト君の暮らしぶりがなんとなくノスタルジー。


現在、仕事に追われ、社会責任も出来た。
けど、あいも変わらず貧乏だ。とあせりを感じてしまう時
バイトくんに会いに行きます。
すると、
『ありゃ?若い時よりはいいもん食べれるようになってるやん。毎日頑張ってるもんね!』なんて気になれて、又、心が落ち着きます。
気の小さい話だけど、昨日はそんな気分だったわけよ!

バイトくんにお馴染みの、バカキャラクター【鈴木氏】【久保氏】【留年先輩】等等も相変わらずの迷走ぶり。
いしい氏のコラムから、キャラクターの出所が分かったりもして面白い。


posted by みずほ at 11:37| 大阪 ☁| Comment(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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